ジギングロッド適合ジグウェイトについてよくあるご質問や、用語の解説についてまとめております。
ワンピッチジャークの種類について
ワンピッチジャークの種類 |
説明 (100cm内のジギング操作アクション) |
上げ/ジャーク (上方向の誘い) |
下げ/フォール (下方向の誘い) |
対象魚 |
ハイ |
ほとんどフォールはない。速いスピードでバシバシ誘い続ける昔ながらの激しいジギング |
◎ |
× |
青物、マグロ、カツオ、遊泳力の速い魚 |
ミドル【基本】 |
100cm上げて、0~20cmフォール。0.5秒前後止めて”喰わせの間”を作るイメージ |
◎ |
△ |
全般(遊泳力の遅い魚は除く) |
スロー |
100cm上げて、50cmフォールさせる。1秒間に1ジャークが基本 |
◎ |
○ |
全般 特に根魚、底物、遊泳力のやや遅い魚 |
さらにスロー |
100cm上げて、70~100cmフォール 一定層で誘い続ける |
◎ |
◎ |
根魚、底物、遊泳力の遅い魚一定層から離れない青物 |
|
Q&A
Q.
ドテラ流しはスピニング。バーチカルはベイトが基本でしょうか?
A.
ドテラ流しにはベイトは不向きです。
ドテラ流しの場合、ロッドを大きく振ってジャークする必要があるので、可動域が広いスピニングのほうが有利です。
例えば、ショアエギングでベイトを使わないのと同じ原理。手首のスナップを効かせて、ロッドを大きく&鋭く振ることができるスピニングが使いやすいでしょう。鯛ラバの場合は、キャスティングはスピニング、バーチカルは等速で巻けるベイトが有効です。
Q.
ジギングロッド適合ウエイトや水深の根拠について
A.
ジグウェイトや水深の情報は、実際に現場でテストした判断のものです。
ただし各スペックは参考値です。ジグの形状や、潮の緩急によって引き対抗は変わるので、参考値は増減します。
※無理のない使用を前提とした参考値です。破損した場合の責任は負いかねます。
Q.
ジグの適合ウエイトが「00g~00g」表示から「MAXウエイト」表示に変わっている商品があります。適合可能な軽量ジグの重さはどう見たらいいのでしょうか?
A.
目安ですが、MAXウエイトの30~50%が適合する軽量ジグの重さです。状況次第で、もっと軽いジグを扱うことも可能です。
Q.
ライトジギングロッドは6フィート3インチの長さが多いのはなぜ?
A.
長すぎず、短すぎずとして、6'3"が基準と考えています。ライトジギングは小刻みにジャークすることも多いので、長いロッドは不向きの場合もあります。また短すぎると、操作やファイトのやりとりが難しくなります。
Q.
ライトジギングのアクションを教えてください。
A.
アクションは大きく分けて3種類
●ワンピッチジャーク(基本) / 竿を1回シャクってリールを1回巻く
●リーリングジャーク(直線系) / リールはハンドルを巻きつづけ、竿は上下にフワフワとする。
●ハーフピッチジャーク(シェイキング系)/ 竿を1回シャクってリールを半回転させてリズミカルにたたくように巻く。
A.
ジグの輝きとアシストフックにフラッシャー等をつけて魚を寄せて釣る。極小刻みなさそいをさせることが多い。
対象魚:アジに効果的な誘い
Q.
SLJ(スーパーライトジギング又はマイクロジギング)は何?
A.
多くのフィッシュイーターに焦点を当てた釣り方。
主食であるマイクロベイトにあわせた50mm以下又は50g以下のジグを使用して、喰わせることができなかった対象魚を狙う。
対象魚:イサキ、真鯛、シーバス、アジ、サバ、青物等多種多様
A.
日本海でスピニングリール8000PG(パワーギア)前後を使用したジャカジャカ巻いてロングジャークを組み入れた釣り方
※HG(ハイギア)では巻きが重く大きなストレスになる。
※ドラグ力は3k~6k。ジャークしている時滑らない強さ。フックが太軸の場合は貫通能力が低いので強めの設定にする。
A.
インチクはフックが太いことが多く、貫通させるために、強いバットパワーが必要。MAXルアーウェイトを目安に選んでください。
インチクをガンガン動かすときはMAXウェイトの-30g前後を目安にすると良い。
(例)MAX150gのロッドの場合 150g-30gで120g前後のインチクが目安
A.
PEラインの号数×15~20lb. (例)PE2号にはリーダー30~40lb.が基本